保育をしている中で、近年こどもたちがとても気になる言葉を発するようになってきています。例えば、「あーぁ、疲れた!」「寒い!」「暑い!」などです。一昔前の子どもたちは、このような言葉を口にすることはほとんどありませんでした。
このような言葉が発せられる原因としては、あまりに子どもたちを取り巻く環境が恵まれ過ぎているということが考えられます。冷暖房付きの家に住み、コンビニエンスストアではすぐに食べ物が手に入り、洗濯の行き届いた服を着て、何一つ不自由を感じることのない生活環境が整えられているのです。そして、このような環境の中で生活するこどもたちは、我慢する機会を奪われてしまったとも考えられます。
どうしたら我慢のできる子どもになるだとうと考えた結果、「もう一度、自然の中に戻ろう」、そして、大自然の中で「暑い」「寒い」「しんどい」など、いろいろな経験をさせよう、ということになりました。
近年、地球温暖化など人間が自然を大切にしないために、いろいろな問題が起きています。小さい頃から森や林の中で自然と遊び、自然のすばらしさを肌で感じ取り、その経験の中から「自然が好き」大人になっても「大好きな自然だから大切にしようという」心が育て欲しいという願いから、この活動を年間を通して実施しています。
●どこを通っていけばよいか自分で考える
●人の手を借りずに、自分一人の力で頑張る
●服が汚れても、濡れても気にしないで行動する
●発見したり感じたことを「ことば」や「からだ」で表現する
※下記、画像をクリックして頂くとイベントの詳細がご覧頂けます。